7月31日(日)に「トミオカの技法体験教室」を開催しました。
講師は、長谷部昇さんです。
小学生から大人まで10名の方からご参加いただきました。
富岡惣一郎の技法のひとつに
「白油絵の具を削り取り、黒油絵の具をすり込み布で拭き取る」
という描き方があります。
今回は、この技法を体験していただきました。
富岡は、専用のナイフで絵の具が乾ききらないうちに削っていましたが、
体験教室では、白絵の具を塗り乾燥させたキャンバスを用意しました。
削る道具は、先のとがったニードルです。
少しずつ丁寧に削っていきます。
削り終わったら黒油絵の具を塗り、布で拭き取ります。
すると、削った溝に黒色が入り描いたものが現れます。
八海山、山並み、花火、川など素敵な作品ができました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。