明日から開催


富岡惣一郎「望郷」

2021年11月20日(土)→2022年3月15日(火)

開館時間  ■ 10:00~17:00(入館は16:30まで)
      11月は9:00~
休  館  日 ■ 毎週水曜日(祝日の場合翌日)
      
12月2日(木)~2022年1月4日(火)
観  覧  料 ■   一般500円(400円)、小・中・高校生250円(200円)
       ※( )内は団体20名様以上

<南魚沼市民招待日>
8の付く日(8日・18日・28日)は、南魚沼市民の方に限り観覧料無料となります。

 「妙高山A」F30/1976年
 

富岡惣一郎(1922-1994)は、雪が作る白く美しい景色を幼い頃から見て育ち、
それが原風景として心に刻まれてきました。

そして、雪国に生まれ冬を愛した自分だからこそ描ける世界があるという
使命感のような思いの中、題材として選んだものは純白の雪景色でした。                       

しかし、雪を描こうとした際、難題が立ちはだかります。
それは、雪を表現しても当時の白油絵の具が時間の経過とともに黄変してしまう
ことでした。諦めきれない富岡は、世界中から絵の具を取り寄せますが、求めて
いるものはありませんでした。そこで自ら絵の具の開発に取り掛かります。
試行錯誤を重ね、ようやく理想とする白油絵の具、トミオカホワイトが完成します。

また、従来の絵筆では思い描く雪の世界が表現しきれなかったため、弾力のある
パレットナイフを刀鍛冶に特注して作製しました。
富岡の白の世界は、絵の具・描画道具・描画方法がひとつになり作り出されます。
故郷上越市高田で養われた粘り強い性格で、幾度となく繰り返す失敗にも諦めずに
挑戦し続けた結果、これらの方法が確立されました。

厳しい雪国の冬を暮らす中で培われた耐え忍ぶ精神、知恵や工夫は雪国人として
誇り高きものであると感じます。
富岡が生んだ白の世界には雪国新潟への望郷の念が込められ、清澄で柔らかく
温かみのある印象を受けます。

自身を雪国人と称し、語られた言葉があります。

 雪国の人々にひとこと申し上げたい。
 雪の自然界をよく見て下さい。
 美の宝庫にかこまれていることを考えて下さい。
 一年中美しい色彩の自然に囲まれている幸せを。

本展では、初期から晩年までの作品と、望郷をテーマに新潟の風景などを
展示しています。
作品に込められた雪国への深い想いや自然に対する敬愛の念を感じて
いただければ幸いです。



開館カレンダー         開館日(緑) 休館日(ピンク)  臨時休館日(オレンジ)

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