生誕100年記念 富岡惣一郎「永遠に」
11月23日(水・祝)まで
富岡惣一郎は美術館建設への想いをこのように綴りました。
原文のまま紹介します。
「長年、雪国で取材し制作してきたトミオカホワイトの全作品を1990年を期して、
雪国に還すことを決意いたしました。雪国に生まれ育ち、雪の白の美に取りつかれ、
世界に例のない独創的な方法によって、白の世界を追ってきた軌跡が雪国の人々に
文化的刺激を与えることが出来れば本懐であります。(略)」
富岡がこの世を去り28年が経過しましたが、トミオカホワイトの世界は今もなお、
品格のある美しい白を保ち、観る人を魅了し続けています。
本展では、生誕100年を迎えた富岡惣一郎の軌跡を作品で辿りながら、自身の言葉で
語られた創作活動や雪国に対する想いを紹介いたします。