今年は各地で花火大会が開催されていますね。
花火といえば・・・
富岡惣一郎が描いた、長岡や片貝の花火作品を
ご存じでしょうか。
開催中の企画展では、「花火・長岡B」や
「昼花火・片貝A」を展示しています。
ダイナミックに描かれた作品からは、炸裂する
音が聞こえてきそうです。
花火作品は、クリアファイルやポストカードに
なっています。
夏に人気のグッズです。
ぜひ、ミュージアムショップにもお立ち寄りください。
以下、富岡惣一郎 花火取材記より
1987年7月から隅田川、新潟の長岡・小千谷・片貝、岡崎の三河の花火を取材。
全部で約2万発の花火の炸裂、変化、落下、消滅のドラマを頭上に見た。
最初の1年は、一瞬にして変化し消えて行く光をいかにしたらキャンバス上に描けるか、
その方法の模索で終わった。
2年目、長岡花火の三尺玉の炸裂する瞬間に問題が解決した。
花火の大首絵を描くことにし、特殊ナイフでキャンバスを回転させながら絵の具を
引っ掻いて光を表す。そこにピンク色や紫色などの色は最後につける。
片貝の四尺玉、三尺玉、二尺玉、長岡の三尺玉、超大型スターマイン、尺玉連発などの
豪華な花火と片貝の三尺玉、大型スターマインの昼花火が制作の中心になった。