越後上布の原料である苧麻(からむし又はちょま)畑の野焼き作業に参加しました。
期日◆2024年6月5日(月) 午前中
場所◆南魚沼市栃窪
越後上布技術保存協会の指導の下、栃窪小学校児童と南魚沼市教育委員会と鈴木牧之記念館が協力して、今年も行われました。
[作業の様子]
野焼き準備① ◆ 畑の雑草やすでに伸びていた苧麻も刈り取ります。 (この間、子供たちは水汲みです)
野焼き準備② ◆ 苧畑の上に、ワラを敷いていきます。
野焼き点火 ◆ 火を付けます。
野焼き終了 ◆ 全体が燃えた後、水を撒いて、肥料(鶏フン、油カス)を撒き、その上にワラをかぶせます。
仕上げ作業 ◆ 畑の周りに杭を立ててネットを張り、「苧麻畑」の看板を付けて作業完了です。
今年の苧麻も元気に伸びますように、苧麻を刈るのは8月上旬が予定です。
【糸作りの紹介】
・苧麻を刈るのを「苧刈り(おがり)」
・苧刈りした苧麻の葉を取り、茎の皮から繊維を取り出す作業を「苧引き(おびき)」
・苧引いた繊維を「青苧(あおそ)」といい、青苧を細く裂いて糸にしてつなげることを「苧績み(おうみ)」
糸となった苧麻は越後上布・小千谷縮布という素敵な着物になります。
★鈴木牧之記念館では、夏休みに
織物に関する体験を予定しています★
「夏休みナットク体験」
8月3日(土)、4日(日)