ギャラリー展
桑原大樹「幻想の眺望展」
8月30日(火)14:00まで
桑原大樹さん(南魚沼市在住)が描いた、アクリル画8点を展示しています。
|展示に寄せて|
現実に無いもの、風景などを大きくひとくくりに幻想とし、タイトルとさせていただきました。
小説、漫画、映画、テレビのアニメなど多くの創作をひっくるめて、虚構と筒井康隆氏は言って
いました。
僕のキャンバスに描かれたものも、大きな虚の中から何かをつかみ取って形にしたものです。
それは僕以外の人と共有したい何かです。
多くの人が共感してくれたらいいな。と思うようなものです。
絵の中に動物やウサギのようなものがいますが、虚構、幻想への案内役のような存在です。
一歩足を踏み入れると知らないことが沢山ある世界は、僕らのすぐ傍から遥か何十億光年と
続いています。
南魚沼に多く残された自然のなかにその入り口を垣間見るときがあります。
そうやって描いた絵が観た方の笑顔を誘うようであれば良いのですが。
ぜひ、幻想の眺望展をご覧いただければ幸いです。
桑原 大樹
1975 千葉県生まれ。
1990
幼少のころに強い影響を受けた宮沢賢治やSF,幻想文学の世界観と、ストリートカルチャーのスタイルを融合した表現を模索しながら、水性ペンキを使ったグラフィティアート活動を始める。
2010 千葉県から新潟県南魚沼市に移住。
表情豊かな自然の多い環境、かつて強く影響をうけた宮沢賢治の見ていた風景に通じるであろう、素朴な魅力から様々な感動を味わう。そこから得た着想をアクリル絵の具を使用し、幻想的世界を精力的に創作中。