富岡惣一郎 没後30年
白の世界-雪国巡礼
2024年4月1日(月)~7月16日(火)
休 館 日 毎週水曜日(但し、5月1日は開館)
4月25日(木)~26日(金)、6月20日(木)~21日(金)
開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
入 館 料 一般 500円(400円)、小中高校生 250円(200円)
※( )内は20名様以上
南魚沼市民招待日 毎月8の付く日(8日・18日・28日)、4月27日(土)~6月18日(火)
〈山並み A・B〉 F100・F100 1968年
富岡惣一郎は1994年に72歳でこの世を去りました。当館が開館し4年後のことでした。
画家一本で歩む決心をしたのは1965年、富岡43歳の時でした。その後、約7年半の渡米を経て、
日本の雪国を見つめ直そうと帰国し“雪国巡礼”を始めます。
富岡は、自然を観照する中で、白と黒の色や形などのバリエーションが無限に存在することが
分かり、これらを象徴化、単純化、平面化し、自分の心に映しながらトミオカホワイトの世界
を創作しました。雪国生まれの富岡だからこそ表現できるものがそこにはありました。
富岡が生み出した「白の世界シリーズ」は、故郷新潟への望郷の念や雪国が魅せる自然美など
を独自の世界観で表現しています。また、自身で考案した描画道具や制作方法により画風を確
立し、雪の白、その美しさを追求するため、地上はもちろん上空から鳥の目となり、あらゆる
角度から白の情景を捉えました。
没後30年を経過した今もなお、その白さを保ち観る人を魅了する「白の世界シリーズ」。
本展では、初期から晩年までの作品を通し画家の軌跡を辿ります。
展示リスト|4/1-23,6/22-7/16|作品41点 展示リスト|4/27-6/18|作品25点
|ご案内|
当館の展示室は1室となっております。
「南魚沼の画家展」開催中(4月27日(土)~6月18日(火))は、富岡惣一郎作品が
25点ほどになります。ご了承ください。
|同時開催|
南魚沼市市制施行20周年記念
南魚沼の画家展-繁城山法音寺平成蔵収納作品より-
2024年4月27日(土)~6月18日(火)
会期中、南魚沼市民と湯沢町民は観覧無料です。
南魚沼市藤原にある繁盛山法音寺には、平成蔵と名付けられた蔵があります。
この蔵に収納されている、南魚沼市と湯沢町のる画家17名の作品を展示いたします。